ディズニーランドで迷子になった思い出
ディズニーランドにはたぶん、8回くらい行っている。
田舎とは言え千葉県なので、小学生の時は家族旅行、学校、地域の児童会などで毎年1回は行っていた。
最後に行ったのは、中学の卒業記念だった。
思い出してみてそれらが楽しかったかと言われると、正直言って微妙だ。
ほぼ親付きもしくはグループ行動なので、自由はあまりなかった。
当然携帯電話なんて持っていないので、はぐれると死活問題だ。
一度、はぐれて迷子になって延々と園内を歩き回っていた事がある。
その時の光景はよほど心細かったのだろう、今でもたまに夢に見る。
アトラクションとして1番覚えているのは、イッツアスモールワールドだ。
これは物心ついた頃から特に面白くないのに付き合いで無理やり乗せられた記憶として残っている。悪い例だ。
シンデレラ城も思い出深い。
詳しい事は覚えていないが、シンデレラ城が悪者に乗っ取られて、それを助けるみたいなストーリーだったと思う。
十人前後のグループでキャストが案内してくれるのについて回り、最後は立候補した人の中から選ばれた1人が止めを刺して救われるという感じだった。
たぶん同時進行で複数のグループがプレイしていたので、途中で変に待たされる間があった。
今でも高速に乗っていてライトアップされたシンデレラ城が見えると、必ずそれを思い出してしまう。
今、大人になって一人でディズニーに行ったら、どんな気分になるのだろうか。ちょっと気になる。
ちなみに僕の母親は、ディズニーランド初年度の開園前のプレオープンに行ったらしい。うらやましい。