強豪運動部のなんだかなという思い出について
部活動の思い出。
僕は、学生時代卓球部でした。
もちろん、本気の卓球部じゃなく稲中のような卓球部です。
僕の母校には、当時一つだけ全国クラスの部活動がありました。
陸上部です。
僕が入学する前年の小6の時に、男子が中学駅伝で全国優勝、翌年の中1の時には全国準優勝していました。
テレビ中継されていたので、その時には学校で見かけた事がある先輩が出ているなあと思って見ていました。
なぜ強かったのかと言うと、それはほぼ100%顧問のお陰だったろうと思います。
1番覚えているのは、「やれば出来る」「簡単に諦めるな」みたいな標語を書いた言葉が、陸上用具の倉庫にびっしりと貼られていた事です。
メンタル面を鍛える目的なのだろうけど、何となく怖かったのを覚えています。
その顧問は社会科の教諭だったけど、おそらく体育教師を別にすれば学校一厳しかった。
どう厳しかったのかと言うと、とにかく授業中に生徒に話させようとする。
教師からの説明が終わったあとに、生徒を指名して、感想や疑問を言わせる。そ
れで要領を得ないことを言うと、ばっさりと切り捨てる
。極力目立ちたくない生徒からしたら、たまったものじゃなかった。
僕はというと、テストではいつも学年上位なのに授業態度が積極的でないのが明らかに嫌われていたと思う。
総じて、いい印象ではなかった。
その影響か、今でも学生スポーツが何となく苦手だ。
その裏にあるのは決していいものだけではないと思ってしまうから。
ちなみに僕の弟は、中学に上がる時に陸上部に誘われたらしい。
小学生の時に、僕とは違ってスポーツ万能だということを知っていたようだ。
結局、弟は断って野球部に入っていたけれど。