レクイエム・マイ・ドリーム

日々思ったこと、感じたことを書きます。

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「小説家志望者のブログを見て思ったこと」と「ワナビのすべきでないこと」について

何となく、小説家志望者のブログを見てみた。

「作家志望 ブログ」とか「小説家志望 ブログ」でググれば、結構出てくる。

その中に、水嶋ヒロ加藤シゲアキに文句を言っているものがあった。

まあ要は、「芸能人小説家は小説家志望の一般人を馬鹿にしている」という事だ。

別にそれ自体は、何とも思わない。

そのブログを書いた人が、ちゃんと本を読んで「面白くなかった」と言っているのかもしれないし、それはいい。

ただ、「本当に本気で作家を目指している」なら、そういう行為はあまり良くはない。

モラルとか、そういう話じゃない。

「自分の創作活動の弊害になる」という事だ。

もし、そういう人が自分の作品を作ろうとするなら、そのハードルは「芸能人作家より面白い」となるだろう。

つまり、そういう批評グセのついている人は、自分で自分のハードルを上げている。

当たり前だけど、最初の作品でいい物が作れるやつなんて、ほとんどいない。

よっぽどの天才じゃない限り、作り続けて、徐々に形になっていく。

だけど「他人の作品を批判するクセ」のついている人は、なかなか作り始めないし、数も作らない。

自分の中のハードルを越えられない自分を、自覚するのが怖いからだ。

何かに憧れて、それになりたいと思っている人々の事を、ワナビと呼ぶ。

wannabe(~になりたい)が語源の、インターネットのスラングだ。

ワナビの人って、基本的に「偉そうに他人のものを批評する」人が多い。

インターネットを見てると、そういう人がうじゃうじゃいる。

まあ基本的に「それが好き」だから「自分もなりたい」と思うんであって、それが通常の流れなのかもしれない。

だけど、「本当に本気でプロになりたい」なら、「自分はその道に進む」と決めた時点で、それは意識してやめたほうがいい。

僕がお笑い養成所に入った時も、そういうやつが結構いた。

同期のネタに対して「面白くない」とか上から言うやつほど、自分はやらない。

そういうやつは、1回やってスベったら、もう2度と姿を見ることは無かった。

そもそも、「自分の作品の他人に見せる事」自体が、ある種の恥ずかしさを伴う。

それは、どんなプロもアマチュアも関係なく、同じだろうと思う。

そして、最初から他人に見せて褒められる人の方が少数だ。

自分に対する要求の高い、つまり「プライドの高い」やつはそれに耐えられない。

どこかで、「自分の実力なんて今はこんなもの」と思う所が無ければ、やっていけないだろう。

いわゆる目指す気持ちのない素人なら、別にどう思おうと勝手だ。

ただ、自分もやるつもりなら、みだりに「スベった」とか「スベリ芸だ」とか「面白くない」とか、言うべきではないし、そもそも思うべきではないだろう。

そういう事を言っていいのは、本当に才能のある奴だけだ。

そうじゃない大部分の凡人には、自分に跳ね返ってくる。

作る側に回りたい人間は、そう思った瞬間から、意識を変えて行った方がいい。